【サンタクロースの終わらせ方】小6双子の我が家の場合

我が家のツインズたち、今はもう中学生。これはサンタクロースの存在がばれてしまった「小6」の時のお話です。
産まれてからずっと、毎年11月には小さなツリーやリースも飾り、クリスマス気分を盛り上げてきました。

子供たちの認識
それまで、周りから真実を聞いてくることも、その存在も全く疑ってはいなかった我が家の子供達。
巷でよく聞く「お父さんとお母さんがサンタなんでしょ?」なんていうよくある質問も、12年間一度もありませんでした。
ピュアなの?
でもサンタはどこからきているのか、仕組みはどうなっているのかなど「ルール」や「サンタの基本情報」などが、12年間かけて、すっかりできあがってしまってまして。
あおこん家のサンタ情報
- サンタクロースはフィンランドが本場で、何人も存在する
- サンタになるには「サンタクロース協会」に入ることが義務づけられている
- 日本人のサンタクロースもいる
- 日本の中でも、地方支部が存在し、担当の地域は毎回変動するため、毎年同じサンタクロースがくるわけではない
- リクエストは必ず具体的に手紙を書くこと
- 締め切りを守らないとプレゼントは絶対に届かない
- 新人のサンタクロースに当たってしまうと、当日に届かない場合もある
- プレゼントを配る=配達員と同じような仕事
夫と一緒になって話しは、どんどんエスカレートしていきます。
「今はサンタクロースを目指す人も少なくなり、サンタ業界も大変そうだよ」なんてことも。
キラキラとした瞳で、純粋に聞いてくれる子供達相手に、少しの罪悪感を持ちながら。でも親も一緒に楽しんできました。
ちょっと怪しくなってきたかも?
ある年には、ミルクとお菓子を用意して、朝起きたらなくなっていたのを見て大喜びの子供たち。
だけど…「鍵がかかっているのにどうやて入ってきたんだろう?」とか、何やら2人で話しているのを聞いて、ごまかせなくなっていたのは、うすうす気づいていたけれど。
2人の心を傷つけずに、サンタクロースの存在も否定せず。上手な終わらせ方はないかなと考えていました。
その時は突然に。
娘の欲しいものは、スムーズに手配できたけど、その年は息子がプレゼントを中々決めません。
その上、いきなり「オレはスマホが欲しいからプレゼントは頼まないんだ!」とか、言い出します。
娘が当時はまっていたキャラ
強めの意思を感じ、いよいよ「バレた」のかなと感じつつも。
きっと、娘にはいわないほうがいいと、察してくれていたんだと思います。
娘はというと
一方、娘はなんにも疑わずいると思っていたのに、突然真意をついてきました。
娘のお風呂時間は、私と2人きりの空間。
いつものように、娘はまったく追及をやめません。
「まさか、ママは私に嘘をつかないでしょ?」 「パパとママがサンタクロースなんでしょ?」
もう隠せないかも…さすがに中学生だし。勢いで真実を話しました。
「良かった言ってくれて!」「そうなんだと~」と興奮気味の娘。
「ほんとうのことを教えてくれて良かった、今まで長い間、サンタクロースしてくれてありがとう
」とも言ってくれました。
結局、なしくずし的に真実を話す羽目になってしまったのですが、親の役目が1つ終わって、ホッとしたような、淋しいような複雑な心境。
2人がいなかったら、私達もこんな素敵な時間を長く楽しめることもなかったわけで。
子供の時に味わったワクワクを、また別の役割で参加できたこと、ありがとうという気持ちでいっぱいです…
