【双子の保活】脳性麻痺+ASDの娘だけが 待機児童になった?
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HSP専業主婦あおこんです。
小4になりました
我が家のミックスツインズ
3歳で保育園に入れようと「保活」を
頑張っていたつもりだったけど
当時1人だけ受かるという結果に、心のダメージが、思いのほか大きかったです。
早産で生まれ
発達はゆっくり
7ヶ月で産まれた、二人の成長は
予想通り少しずつ
娘は【脳性麻痺】
自閉症スペクトラム【ASD】と
診断されました。
息子も色々と
検査を、繰り返し受けている時期
「耳の聞こえ」にも問題があり
言葉は、かろうじて出ていたけど
発達には心配がありました。
身体も心も「ゆっくりゆっくり」
自分達のペースで
大きくなっている途中です。
プレ保育園への通園
1歳半 娘の診断が下りた時
障がいのある子が、入園前に通う
プレ保育園のような、市の通所施設に
行く事を勧められたけど。
ワンオペ育児真っ最中、運転も好きではないので、自然に足が遠のきました。
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毎日通園する人が、ほとんどの中
イベントの時だけ、参加する私達親子
当然ながら周囲とは
全く馴染めてませんでした
家を建てる事が決まってから
保育園の事を意識するようになり
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保活しよう!と一念発起
新年度から、毎日通うことを決め
少しずつ、お母さんや子供たち
先生とも仲を深める事ができました。
同時進行で進めたこと
- 土日に短時間出勤で職場復帰
(入園後は月~金・9~16時出勤へ変更予定) - 保育園・幼稚園の見学
顔を覚えてもらう為に、保育園開放日・子育て支援センターにも必ず参加 - 児童発達支援の施設探し
(療育の為に通う場所)
近くに評判の良い幼稚園があって
見に行きましたが
「肢体不自由」の子の入園は
無理そうな、雰囲気を出され
幼稚園自体を選択肢から外しました。
不承諾通知が届く
2月頃には、入園の合否の通知が届きます。
落ちる事は全く考えてなかったので
思ったより、ショックは大きく
あんなに楽しかった、プレ保育園も
通う事ができないくらい
へこみました。
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受からなかったのは
うちだけだったから
これからどうしよう…
不安で、いっぱいの中
息子が入れそうな園が、1つだけ見つかりました。
発達に心配がある子には
保護者の要望、園からの提案で
クラス担任の他に
加配保育士の申請ができます。
加配保育士とは?
障がいの診断を受けた子を、対象に配置される保育士。
園生活を、支障なく送るために細やかな支援をしてもらうことができる。
息子には0.5の判定が付き
同じ0.5のお子さんと合わせ
加配保育士1人が2人の子供を担当
娘には1人付いてもらうとして
うちの双子が入園するのに
1クラスに「2人の加配保育士」を
配置しなければならないという事
園にとっては、なかなかのハードルです。
入園できなかった理由
申請したところは私立。2人の先生の配置は、難しかったと思います。
完全な私の、リサーチ不足。
遠かろうが何だろうが、うちは公立を選ばなきゃいけなかった。
仕事もしてるし
園にも顔出してるし
市の施設も通ってるしと
安心しきっていた、自分。
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待機児童がいるような地域ではありません
身体障がいの子どもに
消極的になってしまうのもわかります。
やっぱり、手はかかるから
色んな思いは持ちつつも
嘆いてる暇はなかったので
次の行動へ移ります。
娘はデイサービス
息子は保育園
娘もデイサービスの
預け先を見つけることができました。
そこは「お年寄り」と「障がい児」を
一緒に、預かってくれる場所
送迎もなく、施設も清潔とはいえない場所に、娘を預けるのは正直気が進まなかった。
でも当時、受け入れてくれる所は、他にはなかったから
「保育園に行きたいよ~」と毎朝
泣く娘に、申し訳なさでいっぱいでした。
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今も、娘はその時の事を
はっきりと覚えています
同時に「児童発達通所施設」を
探している中で
相談支援専門員さんが、見つかってからは
スムーズに回りだすようになりました。
相談支援専門員
心や身体に、障がいを抱える人や、その家族に生活上のアドバイス、総合的なサポート、必要な助言を行い、サービスを受ける際の窓口となる役割を持つ専門員のこと。
一件目のデイには、4月~6月まで通ったけど
アドバイスを受けて7月には新しいデイへ
そこは、重度心身障がいの小学生の子供達が通う場所。
今までには、無かった利点が
たくさんありました
- 保育士さんがいて
保育園寄りの支援をしてくれた - 栄養バランスの整った昼食を毎日用意
- 職場近くまでの送迎
子供同士の関わりも持て
娘が通所を嫌がらなくなり、毎日楽しそうにしてくれた。
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それが何より嬉しかった
市役所からの嬉しい電話
なんの前触れもなく、市役所から
「加配保育士」の手配ができたと
連絡がありました。
2つ目のデイが、良かったとはいえ
保育園までは2人一緒に通わせたい
気持ちはあったし
息子も問題なく行けてたけど
当時まだ3歳
娘と二人で迎えに行った時
笑顔で駆け寄ってくる息子の姿は
今でも忘れられません。
まとめ
入園許可が下りる前、思いつくできる限りの相談をしていました。
プレ保育園のお母さん達が
通っている園に聞いてくれたり
友達が知り合いに当たってくれたり
地域の議員さんに話をし
市議会でも、問題提起してもらいました。
たくさんの人に「困っているんです」
という事を知ってもらわなければ
何も始まらない
声を、上げ続けたからこその
結果だったと思います
「保育園に娘だけが落ちた」
この事は、ショックな出来事だったけど
しっかり向き合ってくれる先生とも出会え
みんな優しくて、仲良く
卒園まで楽しく通うことができました。
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私自身もこの園で良かったって、心底思えた場所
回り道にその時は思えても
貴重な経験だった
そうなった理由が
ちゃんとあったんだって
今はそう思えるようになりました。