【これじゃなきゃをやめてみた】モノへの執着をゆるめる暮らし

「これじゃなきゃダメ」という強いこだわりは、お気に入りに囲まれる楽しさを通り越して、いつの間にか自分を縛るルールになってしまいがちです。
モノ選びの基準をほんの少しゆるめて「これで十分」に変えるだけで、お部屋も心も一気に軽くなります。
私が実践してみてラクになった、これからの「毎日を身軽に楽しむ」モノとの付き合い方をご紹介します。
なんで私たちはモノに執着しちゃうんだろう?
こだわりがいつの間にか「縛り」に…
「インテリアは統一しなきゃ」
「〇〇のブランドじゃなきゃ」という理想。じゃなきゃという思考は、よく私も陥っていました。自分に課す謎のルール…。
最初は楽しかったはずなのに、気づけばそれ以外はダメっていう自分を縛る執着になっていってしまいます。
モノで自分を飾りすぎているかも
高価なモノや、センスがいいって思われるモノを持つことで、「ちゃんとした自分」を見せようとしちゃう。
そんな心理も執着の原因。「モノの価値=自分の価値」とは違うって気づけると一気にラクになります。
高いモノでなくて良いし、数も少なくて良い。気に入ったものをほんの少しだけ


執着を手放すと、どんな良いことがある?
想定外に強くなり、心がいつでも身軽でいられる
特に40代以降は、家族の環境の変化や自分自身の体力の変化など、思い通りにいかない「想定外」が増える時期。
「これじゃなきゃダメ」というマイルールを減らしておくと、お気に入りのモノが壊れたり、手に入らなくなったりしても、「手元にあるこれでいいかも」と柔軟に代用できるようになります。

お金と時間に「本当のゆとり」が生まれる。
特定のブランドや「専用のもの」へのこだわりを捨てると、それを必死に探す時間や、メンテナンスにかかる手間がガラリと減るはず。
例えば、使う洗剤の種類を絞るだけでも、家事の手間もお財布の負担も軽くなっていく。

モノに振り回されていたエネルギーを「自分が心地よく過ごす時間」のために贅沢に使えるようになります。
等身大の自分を愛せるようになる
「高かったから」「若い頃に似合っていたから」と、過去の遺産にしがみつくのをやめると、お部屋も心もスッキリ。
過去の自分を飾っていたモノを手放すことは、寂しいことではありません。「今の私には、これが十分心地いい」と、等身大の自分を認めてあげることでもあります。
余計な見栄も執着も削ぎ落とし、シンプルな暮らしこそ、これからの人生を更に身軽にしてくれます。
少しずつ執着をゆるめる3ステップ
もう使っていないのに「高かったから」「いつか使うかも」という理由だけで保管しているモノを、家の中から見つけ出してみます。
捨てると思うと身構えてしまうので、まずは「あ、私はこのモノに執着してるかも」と気づくだけで100点です。
「お気に入りの最高級品」や「特定のブランド」にこだわらず、身近にある定番品や、シンプルで使いやすいモノに目を向けてみます。
完璧を求めるのを少しやめて「今の私には、これで十分に心地いい」と思えるストライクゾーンを広げていくイメージです。
「絶対に毎日必要」と思い込んでいるモノを、あえて引き出しの奥や見えない場所に隠して生活してみます。
実際にそれがなくても困らないことや「他のモノで意外と代用できた」という小さな成功体験を重ねることで、モノへの執着は自然と薄れていきます。

暮らしが軽くなる。柔軟なモノとの付き合い方
軽やかに暮らすコツは「1つのモノに、いろんな仕事をしてもらうこと」専用のモノを買い揃えるのをやめるだけで、暮らしは一気にシンプルに。
最近、私の暮らしの中で「優秀すぎる」とスタメン入りした3つのアイテムを紹介しますね。
① 使い方無限大!「無印良品 マルチバンド」
これは〇〇用っていう思い込みを捨てさせてくれたのが「無印良品のマルチバンド」

見た目はただのシンプルなバンドだけど、だからこそ何にでも使えちゃうんです。
- ごちゃつく充電ケーブルをまとめる
- 食べかけのお菓子や調味料の袋を閉じる
- 手帳やノートが開かないように留めておく
「専用のクリップ」や「専用のケース」をわざわざ買わなくても、これ1つで何役もこなしてくれます。
② 何を入れても様になる「小さなグラス」
グラスを用途別にたくさん持っていませんか?我が家も家族それぞれに合うよう色んなグラスや、カップを持っていました。
でも最近は、あえて「小さめのシンプルなグラス」を使い回しています。

- 朝の一杯のお水やジュースを入れる
- 夜にちょっと晩酌用のお酒を飲む
- 小さなお花を飾って一輪挿しにする
- ゼリーやヨーグルトを盛り付ける
小さくてシンプルなグラスは、何を合わせても不思議と可愛く馴染んでくれます。「グラスは分けるべき」というルールを手放したら、気持ちの良い余白が生まれました。
③ どこに置いても馴染む「無印良品 フェルトボックス」
新しく仲間入りした「無印良品のフェルトボックス」

カチッとしたプラスチックや木製の収納ケースって、「置き場所」や「入れるモノ」が固定されがち。
でも、このフェルトボックスは素材自体が柔らかくて軽いから、使う場所を選びません。
- リビングで、散らかりがちな小物を入れる
- クローゼットで、靴下やベルトなどの柔らかい小物をまとめる
- デスク周りで、ノートPCや充電器の一時置き場にする
「リビング専用」「クローゼット専用」と決めつけずに、その時々で必要な場所に移動させて使えるのが最高です
見た目もほっこりする「優しい風合い」だからこそ、どこに置いてもインテリアに馴染んでくれます。

モノをゆるめると、生き方ももっと自由になる
最初は「これがいい」ってお気に入りを選んでいたはずなのに、いつのまにか「これじゃなきゃダメ」「これが当たり前」に変わってしまうことってありますよね。
実は、年を重ねると頑固さに拍車がかかってしまうのは、脳の「前頭葉」の働きが少しずつ変化していくことも一因のようです。
参考:こだわりが強くなる脳の仕組み(外部サイト「tayorini」へ
こだわりが強くなってしまうのは、脳の仕組みとしてもごく自然なこと。
だからこそ、意識して「まぁ、いっか」とゆるめる練習が大切になります。モノの執着を手放すって、別に「ミニマリストになって何もかも捨てる」ってこととは違うと思います。
「これじゃなきゃダメ」という頑固なマイルールをゆるめて、「これでもいいな」「意外と他にも使える」って工夫を楽しめる柔らかい心を持つこと。
1つのモノをあれこれ使い回してみる。その小さな実験の繰り返しが、きっと心も暮らしも少しずつ、軽くしてくれます。
まずは手元のアイテム1つから、その「こだわり」を、ちょっとだけゆるめてみませんか?
