【家族のレスパイトケア】福祉サービスの力を借りて共倒れを避ける
HSP専業主婦あおこんです。
身体に障がいを持つ娘のサポート、凸凹一家のお母さんとして毎日奮闘しています。
わが子を守るのは当たり前だけど、守る側にも休息の時間が必要。忙しすぎると、悪い方へ流されてしまうものです。
頼れるところは頼って上手に息抜きしながら、みんなで毎日笑って暮らしていきたい。
レスパイトケアとは
まず「レスパイトケア」とは
休息・息抜き・小休止という意味。
一時的にケアを代理してもらい、保護者や介護者に休息の時間を与える「家族支援」の意味で用いられています。
誰かに代わってもらう時間があることで、精神的にも身体的にも余裕が生まれると実感しています。
やっぱり共倒れは避けたい
福祉サービスの利用
障がい児にも使える「福祉サービス」は、思ったよりあります。
障がいの度合いや種類、地域によっても違ってくるので参考程度に
我が家が利用していたもの、今も利用している主なサービスです。
- お風呂介助、食事介助など家の中の支援
- 移動支援(移動の際の手伝い)
- 訪問リハビリ
- 通所型リハビリ
- 放課後等デイサービス
- 医療系施設での預かり、短期入所(泊り)
リハビリは付き添うこともあるけど、別部屋で待つ場合もあるので、レスパイトになりますね。
長年の無理がたたって、夫婦で交互に体調を崩していた頃
あの時に助けを求めなければ、共倒れとなっていた可能性があります。
「トイレ補助」「車の乗り降り」「お風呂」「着替え」など居宅介護でヘルパーさんにお願いできたのは
私達家族にとって、大きな助けになりました。
自分の困りごとを助けてくれる場所や人を調べる。
誰かを頼って解決していくこと、1人で抱えこまないことがとても大事になってきます。
自分が一番頼る場所
たくさんの人に関わってもらい、現在は医療系の「短期入所」に、とても助けられています。
週1∼2回は利用。
この施設は毎年「リハビリ入院」という形で小さい頃からお世話になっているにも関わらず、泊りに関しては、断固拒否し続けていた娘。
でも今年になって友達に影響を受けて、意見を180度転換。今ではすっかり、お泊りは毎週の楽しみに変わっているようです。
笑顔で行ってくれると、こちらも安心して送り出せます。
娘のいない日
娘が不在の日は、やることが確実に減るので身体と心の負担は、グンと軽くなったというのが正直な感想。
でも最初の頃は罪悪感を完全に捨てきれず、心から休まる事が出来てなかったようにも思います。
ですが、ケアする家族側の心と身体も労わらなければいけない
まだまだこの先も生活は続くのだから
それに娘と離れる時間が長くなった分、以前より一緒にいる時間が愛おしく感じられるようになりました。
最後に
障がい児を育てていくには、体力も知識も必要になる。
まっすぐ向き合いすぎて、全てを抱え込んでしまう前に、お互いにとって良い選択をするのは「投げ出すこと」とは違うから。
必要なモノを選び取って
「自分達に合うやり方」を見つける
負担が少しでも軽減し、過ごしやすい毎日を。