【チック症】HSCな息子の体験談・小5の現在は?
HSP専業主婦あおこんです。
今まで何度か、息子に「チック症状」が出た事はあったけど、久しぶりに目にしました。
※詳しいチック症については、専門家の意見を参考にして下さい。こちらでは母親として個人的に、感じた事や思いを綴っていますのでご了承願います。
ストレスとなるきっかけは、私がつくってしまったという、自覚があります。
息子よ、ごめん
入学を機に始まった
違和感を感じたのは、小学校入学後。
本を読んだり、テレビを見ている時、素早く肩を左右に動かすような仕草を度々、見かけるようになります。
寒いのかな~?
そのくらいの軽い気持ちで、初めは特に気にしていませんでした。
発達の遅れがあり、保育園では加配保育士も配置されていた息子。
発達障害などにより特別な支援が必要な子どものために、保育者を追加で配置することを加配といい、担当する特定の子どもに常に付き、生活の中で苦手に感じることを援助する保育士を「加配保育士」といいます。
「加配保育士」とは? 役割や仕事内容についても紹介|LaLaほいく(ららほいく) (hoikushi-worker.com)
2年間付いていた「加配」は年長で外れ、そのまま卒園へ。
入学して環境が変わり、息子も周りについていくのが、精一杯だったのかもしれない。
家から遠い保育園、仲の良い友達も娘も小学校は別々。知らない人達の中、緊張の毎日を過ごしていたと思います。
小学校に上がったら途端に学校での様子が、親には見えにくくなり
毎日息子の話だけが、頼りの日々。
小さなトラブルはあったけど、笑顔で登校してくれていたから勝手に安心してた。
繊細な部分も分かっていたのに、息子の心に寄り添ってあげる事ができていなかったと思います。
何か変だと、やっと気付いた
無知って怖い。私はつい、肩を振る仕草を指摘
何でそんなことしてるの?
息子は、明らかに困り顔で「何でかは、わからない...」と言いました。自分がやっている事には、気付いていない様子です。
その仕草を目にする機会が段々と多くなり、さすがに気になってきて調べたら、チック症だとやっとわかりました。
チックとは、意識せずに突然出てしまう素早く短い身体の動きや声を「くせ」のように繰り返すものです。運動チックと音声チックの2種類があります。チックを持つ子どもは多く、5~10人に1人は一時的にチックを呈するといわれています。6~7歳頃に最も多くみられますが、症状が軽ければ子どもも困らず、家族もチックとは認識せず「くせ」と思う程度で病院を受診することもありません。
チック症 – 有明みんなクリニック・有明こどもクリニック総合サイト (child-clinic.or.jp)
「心の病気」ではなく、生まれつきチックの起こりやすい脳の性質である事を前提に
- わざとでは無いから、基本そっとしておく
- 叱ってもプラスにならない
- 家の方が緊張しないから増える
初めて症状が出てからは、しばらく続く気にならなくなる。の繰り返しでいつの間にか出てこなくなってました。
きっかけは些細な事
息子は切り替えが苦手で、ゲームをしていると尚更。自分が好きな事を途中でやめさせられるのはそりゃ嫌ですよね。
「何時まで」と、自分で決めても、できない状態が毎日毎日続きその日は、私もきつく注意。
それで終わればいいのに、言わなきゃいいのに火がつき、ついしつこく言ってしまいました。
しまった、やってしまった…
と思ったけど時すでに遅し。
就寝前に本を読んでいた時の事肩を「びゅんびゅん」と振り「クックッ」と喉までならし始めた息子。
叱ったのが直接の原因ではなくても、完全にきっかけは関係しています。その事にふれられないし、結果見守る事しかできませんでした。
只々 猛省中です...
まとめ
約束を守れない事を、注意するのは良いと思う。
家には「それぞれのルールがあるんだよ」と言う事は、もちろん息子にも分かってもらわなきゃいけない。
でも決してグチグチしつこく叱ってはいけません。これは私の中の問題……
広い宇宙のような心が欲しい
そう本気で思う、母なのでした。
※回数は減ったものの、5年生になった今も時々出ています。 (まだまだ悩み中)