【鉄製の重いフライパンが苦手な人】IH・ガス火対応の軽い鉄フライパンで料理を楽しみたい
HSP専業主婦あおこんです。
更年期真っ只中、健康であることの大切さを痛感している毎日。
私の更年期の症状には、関節の痛みが強く出ていて手首や指関節が動かしづらい日も多くて。
調理器具が重いのが、地味にストレスなのです…
負担は少ないほうが良いに決まってる。そう思って今回は、IHにもガスにも対応する軽い「鉄のフライパン」を導入してみました。
鉄製でも軽い
少しずつでも鉄分を取りいれられたらいいなという思いもあって、選んだフライパン。
鉄製フライパンといえば、「重さ」がネックになる人も多いのではないでしょうか?
今まで使っていたフライパンは、母からのお下がり。
「重いから使わない」という理由で私に回ってきたわけだけど、使うたび小さなストレスを感じていました。
我が家は「IH」ガス火の時のようにフライパンを振ることはないけど、軽い方が扱いやすいはずです。
「杉山金属」のフライパンは、鉄製なのに軽いのが特徴。直径26㎝のフライパンで重さは「0.77kg」
一般的に女性の場合、重さが1kgを超えると腕が疲れて使いづらくなると言われているので、これなら負担を少なくしてくれるに違いない。(と、思う)
錆が心配
「お手入れの難しさ」も鉄製フライパンへのハードルを高くする一因になります。
遠い昔、鉄製の中華鍋を錆びさせてしまった苦い記憶があって、なかなか手が伸びなかったのですが。
- 水気をしっかりふき取る
- 油を薄く馴染ませる
この2つをしっかり守れば大丈夫そう。万が一錆びても、こすって落とせばまた使えるのが分かったのでひと安心です。
錆びた中華鍋はその後処分してしまった…だからこそ、今度は絶対に大事にしたいとも思っています。
使用を始める前に
使用開始までの錆止めの為の、クリア塗装が施されているので、まずは取り除く作業から始めます。
- タワシ
- クズ野菜
IHの場合
洗剤は使わずに、塗装をこすり落とすイメージで洗う。
クリア塗装が洗い流されるので錆びやすくなります。水気を残さずにしっかりふき取る。
まだ塗装が完全に剥がれていないので、野菜くずを炒め、残りの塗装を取り除きます。じっくりと焦げる寸前まで炒めるのがコツ。
この時火にかけると独特の匂いがするけど、炒めていくと段々気にならなくなっていきます。
(クリア塗装は食品衛生法の規格に適合しているので衛生上の問題はありません。ですが料理の味等が変化する可能性があるので取り除いてからの使用が推奨されています。)
野菜くずを取り除き、洗剤を使わず洗います。
水気は毎回、しっかりとふきとります。
キッチンペーパーなどを使い、鍋全体に薄く塗る。
その後は害虫とホコリよけの為フタをしてから保管がおすすめです。
ガス火の場合
ガス火の場合は、行程が少し変わります。
- 中火で熱し徐々に強火に
- 15分~20分傾けながら全体をムラなく加熱(煙と特有の臭いはクリア塗装が気化しているため)
- 煙が出なくなるまで十分に加熱
(本体の色が変われば塗装は、ほとんど取り除かれている状態です)
熱くなっているので、本体が冷えたら内面を洗い流す。洗った後はここでもしっかりと水気をよくふき取る。
焦げ付く一歩手前で、炒めるのをやめる。
この行程は使うたびにするお手入れ方法になります。
ガス火の空焼き時、徐々に表面が茶色くなりさらに黒く変色します。
IHでは、空焼きしないこと。クリア塗装がトッププレートに付いてしまう恐れがあります。
注意点は?
無事に「クリア塗装」を取り除いたあとの注意点はあるのでしょうか?
- 調理後はフライパンが温かいうちに、タワシ等を使いお湯で汚れを落とす
- 食洗機や洗剤を使用しない
使用後フライパンに油をなじませ保管しますが「洗剤」を使ってしまうと、せっかくなじませた油まで落としてしまいます。
油汚れなどは、つい洗剤でゴシゴシしてしまいがちなので注意が必要ですね。
温かいうちにお湯で汚れを落とすだけ。こう考えると、シンプルなお手入れ法で長く使っていけそうです。
ほぼ毎日使う「フライパン」重さに左右されずに今まで通り料理を楽しみたい。
もう1つ、吊り下げ収納が好きな私は買ってから気が付きました。このフライパンには「引っ掛ける穴」がないことを。
でも良く考えたら、しっかり水気をふき取ってフタをして収納する方法。「吊り下げ用の穴」はいらなかったのです。
お手入れもシンプル、鉄分補給にも役立つ軽いフライパンをぜひ試してみて下さいね。
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